Steve Jobsが亡くなった2011年10月5日から10年が経った。それは「iPhone4s」の発表の翌日だった。
今、そのiPhone 13が発売されており、その時には無かった全く新しい製品、サービスが展開されてAppleは順調に成長して、時価総額は約3500億ドル(約39兆円)から2兆3580億ドル(約262兆円)になっている。
ただ、新しい製品を初めて見たり手にした時に感じた「change」感、「revolutionary product」感、「reinvent」感といったものが最近の製品については薄れてきつつあると感じることはあるが、ただの幻想や郷愁、また勘違いなのかもしれない。
何もかもが当時と比べものにならないくらい大きくな巨人になったAppleとしては、最適解を進んでいるのだと理解している。
ジョブスのメッセージや10年前の特集などを見返している。せっかくなので要約的なものだけどいくつか書き残しておきます。
○スタンフォード大学のスピーチから
・あなた方は点と点が将来に結びつくと信じなければならない。
・皆さんも自分の好きなことを見つけなければならない。
・人生は限られている。自分の信じる道を生きなければ時間の無駄だ。
・他人の思惑ばかり気にして自分の内なる声を抑えてはいけない。
・あなたの心は本当になりたい自分をすでに知っているはずだ。それ以外のことは人生において大したことはない。
・いつまでもハングリーであれ。そして愚かであれ。
○NHKのある番組に出演したジョブズの言葉から
・新しい事を始めるときに一番大事なことは、それを成し遂げたいという情熱です。
・夢を実現できるか否かは、途中で諦めるかどうかにかかている。必要なのは強い情熱なのです。
○Appleホームページ「Steveを称えて」の動画から
・大好きなアイスホッケー選手(ウェイン・グレツキー)の言葉がある。「私が滑っていくのはパックがある場所ではない。パックが向かう先だ。( I skate to where the puck is going to be, not where it has been.)」同じことをAppleでは常に目指してきた。最初の瞬間からね。これからもずっとめざしていく。
今から10年後、2031年のAppleはどうなっているのか。