今日のマリナーズ戦で大谷翔平の2021年シーズンが終了した。チームはア・リーグ西地区の6チーム中5位となり、プレーオフ進出ならず、今年はもう大谷翔平のプレーは見れないが、何はともあれ大きな怪我がなくシーズンが終了した、というのは本当によかった。
一方、今日の対戦相手だった菊池雄星が所属するシアトル・マリナーズは20年ぶりのプレーオフを目前にまで手繰り寄せていたが、今日の試合で、大谷翔平の先制ホームランなどによりエンゼルスに敗れてしまい、プレーオフ出場を逃してしまったのはとても残念だった。
大谷翔平選手の今年の活躍は歴史的な成績になっている。主な数字は以下の通り。
【打者】打数:537 安打:138 打率:.257 打点:100 得点:103 二塁打:26 三塁打:8 本塁打:46 : 出塁率:.372 敬遠:20 盗塁:26
【投手】先発:231 勝利:9 勝率:.818 投球回:130.1 奪三振:156 防御率:3.18
これまで、こんな数え方をしたことはないのだと思うが、安打、得点、打点、投球回、奪三振の投打混合の5部門で100を達成したことが「クインティプル100」と言われている。
本塁打王は逃したが、比較対象が100年前の数字や前人未到のものが多く信じられない活躍と言って過言ではなく、テレビゲームやアニメの世界でしかできなかったことに挑戦して結果を残したというのが今シーズンだったのだと思う。ア・リーグMVPの第一候補ではないかと自分は強く思う。
野球は打者と投手で全く体の使い方が違うので、怪我をするリスクが単純に2倍ではなくそれ以上のような気がする。大谷翔平も普通の人間なのだから、さまざまなリスクや懸念を抱えてはいたと思うが、本当に無事にシーズンが終えたことに安堵している。
大谷翔平の来シーズンが楽しみである。