2月6日にトルコ南部のシリアとの国境近くで大地震(トルコ・シリア地震)が発生した。
4時17分(現地時間)に1回目(マグニチュード 7.8)、同日13時24分に2回目の大きな地震(マグニチュード7.5)が発生した。
現在(3月24日)、でトルコとシリア両国を合わせた死者が5万人を大きく超甚大な被害が生じたことが報道されている。
発生原因や被害の状況などは、専門家からわかりやすく、様々な情報提供がされている。
プレート境界で長大な活断層が動いたトルコ大地震 もろい建物を直撃し、犠牲者3.5万人を超える
引用元:Science Portal (研究開発法人科学技術振興機構)
地震の専門家ではない個人でも、今回の地震についてもっと状況を知りたい、と思い海外のサイトも含め調べてみた。
トルコ・シリア地震はどのようなものだったのか?
米国地質調査所(United States Geological Survey、略称: USGS)で提供している地震のデータベースで調べてみた。(USGSは米国の科学的研究機関の一つ)
USGSは世界の地震を検索できるサイトを提供している。
そこでは、発生場所、日時、マグニチュードなどを指定して検索可能で、今回のトルコ・シリア地震について検索して、詳細なデータを見ることができる。
検索結果から特に大きな地震だった2つは次のとおり。
同じように発生から12年が経過した「東日本大震災」についても調べることができる。
東日本大震災
日本では「震度」という指標を使っているが、USGSでは「メルカリ震度」になる。
このメルカリ震度が上に書いたサイトで確認できる。
トルコ・シリア地震は東日本大震災と同じくらいの揺れであることがわかる。
日本のみのバージョンもあります。
同じ地域で過去に発生した地震は?
参考のサイトに記載されている「クレタ地震」の他にも、大きな地震として6世紀に大きな地震が発生している。
アンティオキアを中心に、推定で250,000 – 300,000人が死亡するという壊滅的な被害となった。建物は、山の周囲に建つもの以外はほとんどが大被害を受けた。
世界の過去の地震に関する参考になる動画
世界で発生した地震について、参考になる動画がある。
この動画は、過去30年間に発生したマグニチュード4以上の地震を全て可視化しています。
今回発生したトルコ・シリア付近に注目してみていると、高頻度で地震が発生しているのがよくわかる。
さらに頻繁に地震が発生している地域が、日本やマレー半島からニュージーランドの地域であることがわかる。
日本で起きた東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)や2004年のスマトラ島沖地震、2010年のチリ地震など、世界中で頻繁に大きな地震が発生していることが分かります。
日本のみの動画もあります。
最後に
時間的が経過するにつれ、距離が広がるにつれ、情報や感情が少なくなったり薄れたりしまうが、今一度、トルコが大変な状況になっていることを記憶するためにこれを書いた。
少しでも早く、被災地が復旧することを願う。