昨日、近くの神社の人の出入りが多くなんだか慌ただしい感じだった。それもそのはず、明日3月21日は春分。春分の前後3日間、「お彼岸」の期間となるので、2023年の春のお彼岸は3月18日(土)から3月24日(金)までの7日間になる。
春分など日本の祝日は、祝日法で定められている。
また、内閣府のページ『各「国民の祝日」について』にはとてもわかりやすく説明がされている。
ここには、
- 元日 1月1日
年のはじめを祝う。 - 成人の日 1月の第2月曜日
おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます。 - 建国記念の日 2月11日
建国をしのび、国を愛する心を養う。
といったようにその年の祝日がいつか、というのがわかるように書かれている。
しかし、「春分の日」と「秋分の日」の2つは
- 春分の日 春分日 自然をたたえ、生物をいつくしむ。
- 秋分の日 秋分日 祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。
とあり、春分日はいつ?となる。
現在広まっている定気法では、太陽が春分点を通過した瞬間、すなわち太陽黄経が0度となったとき(黄道十二宮では白羊宮の原点に相当)で、天文学ではその瞬間であるが、暦ではその瞬間が属する日であり、これを春分日(しゅんぶんび)と呼ぶ。
Wikipedia 「春分」
この春分日(や秋分日)というのが小学校、中学校の理科で習っていたりするのだが、思いのほか難しいのである。
Wikipediaなどの解説ページによく使われる図を見てもわかったようなわからないような気持ちになる。
今は動画があるので、いくつか見てみたりしたのだが、わかりやすいと感じたものは
かな。
春分、秋分を調べていると南中高度という話も出てくるのでそれもわかりやすいページがあったのでご紹介。
南中高度とは? 太陽の動きをイメージしながらスッキリと理解しよう(中学受験ナビ)
・春分,秋分の日の南中高度=90°−緯度
・夏至の日の南中高度=90°−緯度+23.4°
・冬至の日の南中高度=90°−緯度−23.4°
という公式と各地の緯度である札幌(43°)、東京(36°)、石垣(24°)から南中高度を求めると次の通り。
地域 | 春分 | 夏至 | 秋分 | 冬至 |
札幌 | 47° | 70.4° | 47° | 23.6° |
東京 | 54° | 77.4° | 54° | 30.6° |
石垣 | 66° | 89.4° | 66° | 42.6° |
石垣島の夏至は頭のテッペンに太陽がある!