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「塞翁が馬」

「塞翁が馬」は好きな言葉だ。

「塞翁が馬」は、不運と幸運は転々として予測できない例えだ。
中国の前漢の時代に書かれた『淮南子』の中にある話を元にした故事成語だそうだ。

不運・不利・不幸な状況が思わぬ幸運・有利・幸福をもたらすこともあるし、その逆もある。
それは、固定的ではなく流動的なもの、諸行無常という考え方にもつながるものだ。

そこから、状況が変化するたびに一喜一憂すべきではない、ということになったのかなと思う。

故事成語として、「人生万事塞翁が馬」というのを見かけるが、主流は「人間万事塞翁が馬」の方だ。「人間」は「にんげん」と読んでしまいそうだが、この場合「じんかん」と読むのが正しいとのこと。

この故事成語のエピソードなどは中国語スクリプト:塞翁が馬に詳しく書かれている。

「塞翁が馬」は中国の前漢の時代に書かれた『淮南子』という書物の中にある話が元となってできた故事成語ということで、前漢の以前のエピソードということで、実際には秦の時代以前のエピソードなのかな。

ChatGPTで類似の故事成語を聞いてみると

ちょっと、いやだいぶズレているかな。
データ量が少ないであろう日本語だからなのかもしれないが、AからBを連想するのは現時点では難しいのかも。

「人間万事塞翁が馬」と思えるような自分の人生を描けることを願っている。