スポーツ

北京オリンピックとボブスレーとNFLと

2022年北京オリンピックが寒い天気の中でも熱く盛り上がっている。2022年2月4日はら始まり2月20日までなので、ちょうど後半戦が始まったところ。2月12日18時時点では日本は金メダル2、銀メダル2、銅メダル4、と健闘している。

オリンピックメダル獲得数の順位表を眺めているとやはり、欧米(特に北欧)、東欧、ROC(ロシア・オリンピック委員会)が強い。アジアでは中国、日本、韓国。南半球はオーストラリアとニュージーランドのみ。やはり夏季オリンピックと比べウインタースポーツが普及している国が少ないため規模は小さい。半年前の東京オリンピックと比較してみると参加する選手の人数の場合は3〜4倍ほど違う。

【北京オリンピック】
・7競技、史上最多の109種目
・91の国・地域の選手約3000人が参加

【東京オリンピック】
・33競技、史上最多の339種目
・205の国・地域の選手約11000人が参加

そして、昨日テレビ放映されていた(ようだ。)、1993年公開の映画「クールランニング」舞台であるカリブ海に浮かぶ南国・ジャマイカ代表が北京大会で24年ぶりに冬季オリンピックに出場する。

ボブスレーと聞いて強く記憶が残っているものがある。
NFLのランニングバックとしてスーパースターだったハーシェル・ウォーカーが、1992年のアルベールビルオリンピックに2人乗りボブスレーのアメリカ代表として参加し7位入賞を果たしたのだ。
NFLというものを知り始めたのが1992年頃なので、そんなとんでもないアスリートがNFLにいることに心底驚いた。

【YouTube】Herschel Walker – 1992 Olympics Bobsled Team – CBS Sports Feature Story

NFLといえば、第56回スーパーボウル(Super Bowl LVI)が2022年2月にロサンゼルス大都市圏のカリフォルニア州ロサンゼルスの、ロサンゼルス・ラムズの本拠地SoFiスタジアムにて、2月13日18:30(Eastern Time)、日本時間だと2月14日8時30分にキックオフ予定だ。

今回の第56回スーパーボウルに駒を進めたのは、今シーズン移籍したQBマシュー・スタッフォードの活躍もあり、3年ぶり4度目の出場で22年ぶり2度目の優勝を狙うロサンゼルス・ラムズと、2年目QBジョー・バロウが活躍した33年ぶり3度目の出場にして悲願の初制覇を目指すシンシナティ・ベンガルズ。

マシュー・スタッフォードは2009年1巡目全体1位指名、ジョー・バロウは2020年1巡目全体1位指名ということで全体1位指名対決、というのも面白い。
ちなみに、今シーズン引退を表明したトム・ブレイディはNFL史上最高のQBの一人と評されている。ただ、ドラフトの時点ではあまり評価されず、2000年6巡目全体199位である。

マシュー・スタッフォードは、ジョージア大3年の2009年ドラフトで全体トップ指名でライオンズに入団。開幕戦から先発を任され、3年目は2011年シーズンにはパス5038ヤード、41TDと両部門などの活躍で期待に応えたが、スタッフォードの孤軍奮闘のような状態で、ライオンズは強いチームになれなかった。そして12シーズンを過ごしたライオンズを離れ、今シーズンはラムズに移籍。悲願のスーパーボール出場を果たした。

果たして、どちらが勝つのか。熱戦を期待したい。