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今年2021年冬、東京において最も日の入が早い日は12月5日または6日のようです。

本当に日が暮れるのが早い。気になったので調べてみると、今年2021年冬、東京において最も日の入が早い日は12月5日または6日のようです。

日の出日の入り(日本地名選択) – 高精度計算サイト – Keisan

で調べてみると、12月5日と6日はどちらも「16:27:53」となっており、これが最も早い時間になっている。さらにコンマ秒まで計算できるとどちらが最も短いというのがわかるが、ここでは秒までしかわからないので、どちらも、ということにしたい。ちなみに、カシオから提供されているこのサイトは本当に便利で、お金の計算、健康の計算、こよみの計算など様々な計算ができるのでとても重宝している。

ちなみに、最も日の出が最も遅くなるのは、同じように上記のサイトで調べてみると1月7日「6:50:38」となっています。

日の出が最も遅い日、日の入が最も早い日はどちらも冬至(2021年12月22日)のような感じがするが、そうでない理由は国立天文台のサイトに詳しい説明がある。

1年のうちで、日の出、日の入が一番早い日(遅い日) はいつ?

夏至の日は、1年のうちで昼間が一番長い日、また、冬至の日は、1年のうちで昼間が一番短い日ですね。しかし、昼間が一番長い日に、日の出がもっとも早く、日の入がもっとも遅くなるわけではありません。同様に、昼間が一番短い日に、日の出がもっとも遅く、日の入がもっとも早くなるわけでもないのです。日本では、日の出がもっとも早い日は、夏至より1週間ほど早く、日の入がもっとも遅い日は夏至より1週間ほど後になります。冬至に関しても、日の出がもっとも遅い日は冬至の後、日の入がもっとも早い日は冬至の前になります。この現象は、日本中どこでもほぼ同様です。

なぜ、そのようなことが起こるのでしょうか?

昼間の長さは、太陽の高さで決まります。つまり、太陽が空の高いところを通過すれば、それだけ、空を横切る時間が長くなるわけです。太陽が空のもっとも高いところを通過するのは夏至の日です。逆に、冬至の日にもっとも低くなります。日の出・日の入の早さ・遅さもだいたいは昼間の長さで決まります。昼間が長いと、それだけ日の出は早く、日の入は遅くなりますね。しかし、夏至(冬至)の日をはさんで前後約1週間にわたっては、そうならずに、日の出・日の入ともに日々遅くなっていきます。

日の出・日の入の早さ・遅さを決めている要因はもうひとつあり、それは太陽の動き方です。地球から見ると、太陽が空を動いているように見えますね。この動き方が年間を通して一定であれば、日の出・日の入りの早さ・遅さは昼間の長さだけで決まります。しかし、実際には、太陽は季節によって動く速度が違うのです(もちろん、この違いは目で見て確認できるほど大きくはありません)。これは、以下の理由によるものです。

●太陽の通り道である黄道と天の赤道が23.4度傾いているため、太陽が天の赤道に対して動く速度が一定ではない
●地球の公転軌道が楕円であるため、太陽の日々の進みが一定ではない

ここで、太陽の南中する時刻(太陽が真南を通過する時刻)について考えてみましょう。南中時刻は、ちょうどお昼の12時ではなく、年間を通して変動があります。これも、上記2つの理由によるものです。夏至と冬至の頃は、南中時刻がどんどん遅くなっている時期にあたります。南中時刻は日の出から日の入までのほぼ中間にあたりますので、単純に考えて、南中時刻が遅いほうにずれれば、そのぶん日の出、日の入も遅いほうへとずれていきますね。ちょうど、夏至、冬至の前後は、この効果が大きくあらわれるため、日の出・日の入ともに日々遅くなっていきます。

そのため、日本では、日の出がもっとも早い日は、夏至より1週間ほど早く、日の入がもっとも遅い日は夏至より1週間ほど後になります。また、日の出がもっとも遅い日は冬至の半月ほど後、日の入がもっとも早い日は冬至の半月ほど前になります。

国立天文台>よくある質問>質問1-4)1年のうちで、日の出、日の入が一番早い日(遅い日) はいつ?

ちょっと難しいので正直、イメージはしにくいような気がしますが。

でも、もう少しすれば、日の入時間が遅くなるというのは嬉しいとつくづく感じる。