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和歌山県が新型コロナウイルス感染症の追跡調査を行った。

先日、和歌山県が第5波までの県内の感染者5000人余りを追跡調査した結果が報道されていた。和歌山県は新型コロナウイルスの陽性者をすべて入院させる措置をとっている唯一の都道府県ということだ。

「“無症状の4人に1人が肺炎に” コロナ感染者を追跡調査 和歌山」 

和歌山県は新型コロナウイルスの陽性者に対して全国で唯一全員を入院させる措置を続けていて、第5波までに県内の病院に入院した5169人の追跡調査を行いました。その結果、検査の時点で無症状だった人は1199人いましたが、このうち4人に1人に当たる331人がその後容体が悪化し、肺炎と診断されていたことが分かりました。さらに肺炎になった人のうち76人は酸素の投与が必要となるなど中等症以上で、20人が死亡したということです。

NHK NEWSWEB 2021年10月29日 15時49分

陽性者のうち、23.2%が検査時点で無症状。この無症状の陽性者の27.6%が後に容体が悪化して肺炎と診断されているという。さらに、この肺炎になった人のうち、ざっと23%が中等症以上になったということ。

この数字は、仮にコロナに感染した場合、検査時点で無症状で、軽くすみそうだ、大丈夫だ、と思っていても、その後、約6〜7%の確率で肺炎になってしまうということを示している。

新型コロナウイルス 世界各国の状況

●感染者 246,700,706人
●死者 4,999,620人

※10月31日現在(日本時間11月1日14時更新)、米ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(CSSE)集計

JIJI.com 新型コロナウイルス 世界各国の状況

世界の現在の人口を仮に78憶7500万人(世界人口白書より)とすると、世界人口の約3%が感染者となってしまった。その感染者の約2%が亡くなってしまったという恐ろしい感染症だ。

まだ流行してから2年程度だが、死者が500万人になろうとしている。

日本においては感染者が急激に現象し、現時点の日々の感染者数は底の状態だと思われるが、今後の第6波がいつかくる可能性が高く、油断ができない状況は続いている。