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2021年メジャーリーグベースボール(MLB)のポストシーズンが佳境

現在、メジャーリーグベースボール(MLB)のポストシーズンが開催されており、どちらも接戦を繰り広げ、佳境を迎える。

アメリカンリーグはボストン・レッドソックスとヒューストン・アストロズが対戦し、アストロズが3勝2敗でリードした状態で、22日(日本時間23日)にアストロズの本拠地ミニッツメイド・パークで第6戦が行われる。

ナショナルリーグはアトランタ・ブレーブスとロサンゼルス・ドジャースが対戦し、ブレーブスが3勝1敗とし、明日21日(日本時間22日)にドジャースの本拠地ドジャー・スタジアムで第5戦が行われる。
この3勝1敗というのは昨年のナショナルリーグチャンピオンシップシリーズと同じ状況になった。この追い込まれた状況からドジャースはブレーブスに3連勝して、ワールドチャンピオンに突き進んでいった。しかし、ドジャースは、カーショーが故障で今シーズンはもう投げられなくなってしまって、豊富な先発投手陣と思われたドジャースが、ピンチになっている。ドジャースはポストシーズンに入ってから、セントルイス・カージナルス、サンフランシスコ・ジャイアンツと競合相手して戦った疲れが、このチャンピオンシップシリーズに尾を引いているように感じる。

メジャーリーグはヤンキースが1998年から2000年まで3連覇したのが最後。ドジャースは20年ぶりの連覇を狙っている唯一のチームであるが、明日の第5戦でその夢が破れてしまうのか、それとも、昨年のデジャヴという奇跡が再現されるのか、まさに大詰めを迎えつつある。