NBAは10月19日（日本時間20日）に開幕する。開幕戦、ブルックリン・ネッツ対ミルウォーキー・バックス、ゴールデンステイト・ウォリアーズ対ロサンゼルス・レイカーズというとても面白いカードになっている。
ここ10年、NBAを細かくチェックしていなかったので、だいぶ様子が変わっていることに驚いた。以前よりもよりトレードなどが多くなり、スター選手が一つのチームに集結する傾向が強くなっているように思う。スター選手が集結したチームを、スーパーチーム、と呼んだりする。
開幕戦を戦うチームのうち、ブルックリン・ネッツとロサンゼルス・レイカーズは、このスーパーチームと呼ばれるスターが集結したチームになっている。
ブルックリン・ネッツはケビン・デュラント、ジェームズ・ハーデン、カイリー・アービングのビックスリーに加え、ブレイク・グリフィン、ラマーカス・オルドリッジも在籍している。ロサンゼルス・レイカーズも、ビックスリーのレブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、ラッセル・ウェストブルックに加え、カーメロ・アンソニー、ドワイト・ハワード、ディアンドレ・ジョーダンといった重鎮が周りを固めている。
しかし、チームスポーツであるがため、個々の能力とチーム成績が単純に相関するというものではなく、そこにはケミストリーというとても重要な要素が必要になってくる。
過去にスーパーチームと呼ばれていても、結果的には失敗に終わったチームはたくさんある。ネッツもレイカーズも顔ぶれだけを見ると恐るべきチームのように見えるが、全体的に高年齢であること、また、ケミストリーが発揮されるかは未知数、ということで、今シーズンのNBAもどのチームが優勝するか分からず目が離せない。
また、日本人として外すことのできない、ワシントン・ウィザーズの八村塁、メンフィス・グリズリーズの渡邊雄太、二人の日本人NBA選手の昨シーズン以上の活躍を期待して応援したい。
