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徳俵に足がかかったが・・・、サッカー日本代表はまだ土俵を割らなかった。

昨日(10/12)の、2022 FIFAワールドカップ最終予選オーストラリア戦、2-1という接戦であるがなんとか勝つことができて本当によかった。勝利以外の場合は、ワールドカップ出場が非常に厳しくなる戦いだった。

前半8分に左サイドのペナルティエリアのライン上付近で、南野の蹴ったボールがたまたまディフェンダーに掠って、たまたま絶妙なボールとなって田中碧にわたり、それを冷静に決めて早々に先制をした。その後、日本、オーストラリアともに決定的なチャンスがあったが得点ができずに前半は1-0で終了。

後半25分にオーストラリアにガラ空きになった右サイドを攻められ、守田が止むを得ず相手を倒して、フリーキックとなり、それを直接決められて同点。

後半16分に大迫 勇也→古橋 亨梧、33分に南野 拓実→浅野 拓磨、39分に守田 英正→柴崎 岳、長友 佑都→中山 雄太の交代が行われた。

その後、後半41分に浅野のシュートをGKが弾いて、ディフェンダーがクリアしようとしたが体勢が悪かったためにオウンゴールとなってこれが決勝点となった。

正直、引き分けや負けになっても全く不思議ではないゲームだった。岡田武史元代表監督が言っていたが、今回は運が味方していたということもあったと思う。ボール支配率も46%と以前の日本代表とはゲーム運びがかなり違っている。

年内の試合はあと2戦。11月11日のベトナム戦、11月16日のオマーン戦。いずれもアウェーであるり、特にオマーンはホームですでに敗戦している相手であり厳しいことは確かであるが、引き分けは許されない戦いになる。

スケジュールを見ていて少し気になったのが、最終戦の3/29に、現在グループ1位と2位になっているサウジアラビア対オーストラリアが組まれていることだ。あまり良い予感がしないのは気のせいであってほしい。

監督、選手は本当に追い込まれていた状況だったはずだが、なんとか勝利してくれたことに心より感謝している。まだまだ茨の道だが、何もできない自分は、せめて心より応援をすることを続けていきたい。