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2022 FIFAワールドカップに向けた日本代表の今後

2022年に中東のカタールで開催される予定のFIFAワールドカップのアジア代表を決める予選。日本は1次、2次予選を無事突破して、現在最終予選は6チームずつの2グループに分かれ、ホーム&アウェーの対戦の各チーム10試合を行い、その勝ち点で決定する。

サッカー日本代表は最初の2試合、オマーンに負け、中国に勝って、現在、1勝1敗の勝ち点3で6チーム中4位と苦しい状況にある。

次の第3戦は、10月7日午後8時(日本時間8日午前2時)にキックオフの対サウジアラビア(@ジッダ)、第4戦は10月12日19時10分にキックオフのオーストラリア戦(@埼玉スタジアム)とどちらもグループ内で最も強敵と思われるチームと対戦する。

状況は全く楽観はできず厳しい状況に追い込まれつつある。日本は初出場の1998 FIFAワールドカップ以降、6大会連続で出場してきたが、もしかしたらそれが途切れてしまう可能性もあるのではないか。

かつて、ワールドカップ初出場を目指していた1997年10月のカザフスタン戦で引き分け、1勝1敗2分けと苦戦すると、当時の加茂周監督が更迭された。24年前と同じように今月の2試合の結果次第では監督更迭の可能性もゼロではないと思う。

グループの2位以内に入れず、3位の場合でも、プレーオフに回ることになるので出場の可能性はあるのだが、おそらく非常に厳しい戦いになるので、もしそうなった場合は、プレーオフを勝ち抜いて出場できる可能性は多分20%〜30%くらいではないかと想像している。

久保建英は怪我で離脱。酒井宏樹は代表に召集されているが怪我の状況がどうか。しかし、代表メンバー25人中20人が海外組。Jリーガーはたった5人。ほんと、凄いです。

ところで近年、サッカー日本代表は「オワコン化」が進んでいる、なんて囁かれているようですが、時代の流れというものが大きのではないかと思う。例えば20年前は、面白いコンテンツの数は今よりだいぶ少ない中での盛り上がりがあったと思うが、現在はその時にはない、特にインターネット周りのゲーム、ネット、動画、サブスクリプション型コンテンツ、また、Bリーグなどの新しいプロスポーツなど台頭、とサッカーのコンテンツのライバルになるものが目白押しで、相対的に面白さが半減している、というのが実情なのかなと思う。

自分は最初は日本代表というものには、外国の代表チームほど興味がなかったのだが、ドーハの悲劇などの様々な歴史を見ていくうちに、やはり一人の日本人として、外国の代表チームとは別次元でサッカー日本代表を応援する感じになっている。

勝負としても、また、コンテンツとしてもサッカーが厳しい状況にあるが、そんな状況だからこそ一層真剣に応援して、今月の2試合、連勝してくれることを願っている。