アメリカの経済誌『フォーブス』が世界で最も稼ぐスポーツ選手ランキング(The World’s Highest-Paid Athletes)の2021年度版を発表しました。
1億ドル(!)を超えたのは4人。3,400万ドル以上稼いだ選手がランキングに入っています。
日本人は大阪なおみ選手のみ。すごいです。
だいたいの名前は知っています。ですが、知らなかった選手の一人であるランキングトップのコナー・マクレガー(総合格闘技)選手は1億8000万ドルを稼いでいます。本業以外の稼ぎ(OFF-THE-FIELD EARNINGS)が全体の稼ぎの9割近くあるようです。特別に「華」がある格闘家なのかも。今後は注視していきたい。
どの国からというのは34名の米国がダントツ。どのスポーツからというのは、米国のNFLから18名、NBAから13名、サッカーから8名、ランクインしていて、それに続くのがテニス(4名)、ゴルフ(3名)といった感じです。
NFLというのはかなりスキル(ポジション)が細分化されており、ざっとポジションを見たところ、流行りQBが多いというのはそうなか、という感じですが、それにも負けず、オフェンスラインやディフェンス選手(DT,DE,LB,DB)がそれなりの選手数がランクインしているのには少し驚いた。(オフェンス選手のRB,WRは見当たらず。選手生命が短いのが原因か?)
MLB,NHLからもランクインは見られない。
新型コロナウィルス感染症という、これまでには想像できない世界の中、今後はランキングの傾向が大きく変わってくるのかもしれない。
スタジアム収入依存度が高いスポーツほどチーム収入の減少が、サラリーキャップの減少に繋がり、各選手のサラリーが厳しくなるからだ。
バルサのメッシの移籍もコロナによる影響が遠因としてあるのではないかと思う。