東京オリンピックが終わって1週間が経った。様々な困難の中にあって選手・関係者の尽力があって可能になったものであり、これまでのオリンピックとは大きく違ったものになった。
開催前や開催当初は開催すること自体に対してもかなりの逆風が吹いていたと感じたけど、スポーツ本来の楽しさや、日本選手の活躍により、それも少しずつ変化したと思う。
選手側の立場で考えると、何より全ての選手はその人生を賭した努力をした結果、掴んだオリンピック参加であり、それが叶っただけでも開催できて本当に良かったと心から思う。
来週8/24から始まるパラリンピックも開催から終了まで無事に行われることを願っている。
新型コロナウイルス感染症という災禍はこれからどうなるかも全くわからず、たとえこれが終息したとしても、似た災禍、また全く別の災禍があり得る。
新型コロナウイルス感染症については、少なくとも10年単位ではこれからの社会に影響があるものであると感じており、その中で人が楽しく生きていくにはスポーツは欠かせない一つであると思うので、そいういった意味でも開催できたことは今後を考える上でも意義深いものだった。
2013年に東京オリンピック開催が決まったがその時に想像していたものとは全く違うものになったが、結果的には高度に商業化が進んでいたオリンピックの多少の方向転換ができたのかもしれない。2024年パリ、2028年ロサンゼルス、2032年ブリスベンはどのようなオリンピックになるのか楽しみである。
このあたらしい世界で開催されたオリンピックについて10年後に振り返った時に一つの重要な通過点だったと思えるものであってほしい。