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エネルギー白書とエネルギー基本計画

資源エネルギー庁では、エネルギー動向や前年度においてエネルギーの需給に関して講じた施策の状況について記載した「エネルギー白書」を毎年発行している。エネルギーをめぐる国内外の状況をはじめ、日本の取り組みや今後の方向性などがまとめられていて、エネルギーについて知るためには欠かせない資料となっており、今年は2021年6月4日に「エネルギー白書2021」が公開された。

一方、国の中長期的なエネルギー政策の方針を示す計画である「エネルギー基本計画」では、2030年度の電源構成について再生可能エネルギーの割合を現行計画の「22%から24%」から「36%から38%」の設定とし、経済産業省は、7月21日に素案、8月4日に計画 案を提示した。原発の割合については現行計画と同じ設定(20%から22%)となっている。
(実績値として、2019年度の再生可能エネルギーの割合は18%)。

これらの中身について勉強しつつ、その推移を見守っていきたい。